カテゴリー: JOURNAL

伝統的な英国靴にアメトラの風味をプラス | JOSEPH CHEANEY×2nd


雑誌『2nd』が手掛けた別注モデル「KINROSS(キンロス)」は、英国とアメリカ、両国の魅力を融合させた渾身の一足。

ベースには、「KINROSS(キンロス)」を採用。4アイレットやリッジウェイソールといった同モデル特有のディテールを保持しつつ、『2nd』ならではの視点を加えることで、英国とアメリカ双方の要素を融合させた特別仕様の一足に仕上げました。

グッドイヤー製法に基づく堅牢な構造や、大ぶりなシボが特徴的なグレインレザーなど、英国靴の本質的な魅力はそのままに、履き口のレザーレースやヒールのキッカーバックといったアメリカ靴を想起させる意匠を取り入れることで、これまでにない独自の存在感を放つモデルとなっております。

ラスト「4436」を採用

ブランドを象徴するクラシックラスト「4436」は丸みを帯びたフォルムとやや短めのノーズが特徴。英国軍のミリタリーシューズにも使われていた歴史ある木型です。

 

実用的なキッカーバック

踵部分にはキッカーバックと呼ばれる「つまみ縫い」のディテールを搭載。デッキシューズなどにみられる意匠で、反対の足を引っ掛けて脱ぐ際の機能的なディテールです。

 

履き口のレザーレース

履き口にイミテーションのレザーレースが。こちらはタッセルローファーなどに多くみられるデザインです。武骨なグレインレザーに対して軽やかなムードを加えています。

 

英国靴らしいグレインレザーをアメリカンなバーガンディに

グレインレザーといえば、英国のカントリーシューズに多く採用され、シボが特徴で武骨なムードが漂います。今作はあえてアメリカンなバーガンディを選び、英米のテイストがミックスされた仕上がりに仕上げました。

 

実用性に優れたリッジウェイソール

細かいヒレのような形状が特徴的なラバー製のリッジウェイソールを採用。クッション性が高く、そのうえ滑りにくい、実用性に優れたソールで、雨の日も気にせずに履くことができる点も嬉しいポイントです。

 

2025年10月23日(木)ま、受注受付中

本別注モデルは、『2nd』公式ECサイト「CLUB 2nd」にてご予約を承っております。
受注期間は 2025年10月23日(木)までとなっています。

ぜひこの機会にごご検討ください。

【価格】
94,600円 (税込)

【完全受注生産・ご購入スケジュール】
注文期間/〜2025年10月23日(木)まで

お届け時期/2026年5月上旬頃から順次出荷予定
※製作都合によりお届けが遅れる場合があります。あらかじめご了承ください。

購入はこちらから

 

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価格改定のお知らせ

NEWS

価格改定のお知らせ

平素よりジョセフ チーニー製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

この度、イギリス本国のインフレに伴う製造コストおよび原材料の高騰、併せて為替の影響により、
製品の価格を改定させていただくこととなりました。

皆様には諸般の事情をご賢察の上、何卒ご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

価格改定実施日

2025年10月1日(水)〜

価格改定一覧(一部抜粋)

※全て税込価格表記となります。

MEN

商品名 改定前 改定後
ALFRED[アルフレッド(ラバーソール)] ¥92,400 ¥94,600
ALFRED[アルフレッド(レザーソール)] ¥92,400 ¥94,600
WILFRED(ウィルフレッド) ¥92,400 ¥94,600
CAIRNGORM 2R(ケンゴン) ¥97,900 ¥99,000
AVON C(エイボン) ¥92,400 ¥94,600
HUDSON(ハドソン) ¥92,400 ¥94,600
HOWARD R(ハワード) ¥92,400 ¥94,600

WOMEN

商品名 改定前 改定後
PERLA(ペルラ) ¥79,200 ¥81,400
BONNIE(ボニー) ¥79,200 ¥81,400
MILLY(ミリー) ¥79,200 ¥81,400

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ジョセフ チーニー ディクショナリー #1

本格派ミリタリー仕様にドレス顔
「CAIRNGORM ⅡR」

品の良さを漂わせる重厚なルックスと、悪路にも対応する機能性を兼ね備える「CAIRNGORM ⅡR(ケンゴン)」は、ブランドを代表する一足です。せわしなく行きかう現代人のライフスタイルに寄り添うディテールにフォーカスを当ててみたい。

01 DESIGN

ケンゴンに採用されている木型は、イギリス本国では“ミリタリーラスト”と呼ばれる『4436』。英国軍の靴に使用されていた背景を持ち、ノーズが比較的短く、丸みを帯びたフォルムが特徴です。

外羽式のレースアップシューズでダブルのツインステッチ、ここにもミリタリーシューズにみられる細やかな演出が。足を入れる開口部は広めの造りで、足首の稼働を制限することなく、見た目以上に履きやすさ・動きやすさを実感できます。

締め付け感がなく、リラックスして履けるよう広めのウィズが採用されています。また、ヒールは“ミリタリーシューズ”と呼ぶにふさわしい大ぶりのものが導入。重厚感を感じさせながらも、長く履いていても疲れにくいようにバランスが計算されています。

02 STRUCTURE

カントリーテイストなデザインなのにドレスの香りを醸す「CAIRNGORM ⅡR」は、デニムや古着、ワークウェアといったラギッドなスタイルはもちろん、上品なジャケパンスタイルにも合わせやすい汎用性の高さが魅力のひとつ。

ここからは、このモデルのもう一つの魅力である機能的なディテールについて深掘っていきます。

“悪路でも履ける”ことを実現したケンゴンⅡRは、雨水や土埃の侵入を防ぐ効果がある「ヴェルトショーン製法」が採用されています。アッパーのグレインカーフをウェルトの中に潜り込まさずに、ソールの上を覆うように縫い付けます。つまりコバの見えているところはアッパー生地と地続きになっている、というワケです。

過酷な環境での使用を想定したミリタリーシューズとしては重宝されてきた作りですが、非常に手間がかかるため採用するメーカーもごくわずかになっている稀少なディテールです。

ラバーソールの中でも、きわめて高いグリップ力と安定性を誇る「コマンドソール」が採用されています。側面から見ても分かるほど凹凸がはっきりとしており、厚みがあるためタフで男らしい印象を演出してくれます。

足の甲を覆うベロが外羽と繋がっている「ベローズタン」と呼ばれる仕様です。広くトレッキングシューズやマウンテンブーツなどにも見られますが、雨や埃が侵入してくるのを防いでくれています。


ミリタリーに出自を持つケンゴンⅡRは、充実した機能と普遍的なデザインを兼ね備え、“長いお付き合い”に相応しい一足です。まさに「良いモノを、長く大切に使う」という英国ライフスタイルの本質を体現しているモデルといえます。今後の人生という旅路を共に踏みしめる“一生モノ”として、是非ご検討いただければ幸いです。

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ケンゴンⅡ R

知っておきたい、本格靴の基礎知識 ミリタリーシューズ編

ケンゴンⅡ R

テーマは「ミリタリーシューズ」。デニムやコットンパンツと相性抜群な、休日靴の定番です。軍由来ならではのユニークなディテールも見どころ。その魅力を徹底解説します。

ケンゴンⅡ R

そもそも、ミリタリーシューズとは?

その名のとおり、軍靴を由来とするミリタリーシューズ。現在ファッションとして浸透しているものの多くは、第一次・第二次世界大戦時代に生まれたものがルーツとなっています。デザイン上の大きな特徴となるのは、丸みを帯びたトウと全体的にボリュームのあるがっしりしたシェイプ。これはもともと、戦線に赴く兵士たちへ安定した品質の物資を大量に供給することが求められた戦時下において、さまざまな足の形にフィットする合理的な形状として考案されたものでした。
しかし、後年になると素朴でありながら独特な味わいがあり、男らしさを感じさせるデザインがファッションアイテムとしても注目されるようになります。過酷な戦地を踏破するために採用された頑丈な作り、そしてミリタリーシューズならではのディテールも機能美として愛好されてきました。革靴でありながらカジュアルスタイルにベストマッチで、かつ大人っぽく見せてくれるのも人気のポイント。なかでもジョセフ チーニーのミリタリーシューズは、英国ならではの格式を感じさせるのが特徴です。軍由来のグルカショーツやタクティカルセーターと合わせれば、一格上の夏スタイルを築けます。

軍への供給実績は高品質の証

名門と称される靴ブランドの中には、かつて軍へミリタリーシューズを供給していたところも少なくありません。軍が求める基準を満たす靴作りができるということは、高い技術と品質の証明でもあったのです。実はジョセフ チーニーも、軍への供給実績をもつブランド。当時、軍に採用されたラスト(木型)とデザインを踏襲して現在ラインナップするのが、「ケンゴンⅡ R」と名付けられた写真のモデルです。タフな作りもさることながら、ミリタリーシューズならではの独特なディテールも注目のポイント。以下、具体的に見ていきましょう。

ケンゴンⅡ R

今や希少な「ヴェルトショーン製法」

「ケンゴンⅡ R」の大きな特徴となっているのが「ヴェルトショーン製法」と呼ばれる仕立て。本格靴の主流であるグッドイヤー製法と似ていますが、こちらはソールの上を覆うようにアッパーの革を縫い付けているのがポイントです。グッドイヤーの場合、アッパーがウェルト(アッパーとソールを繋ぐための細い帯状の革)の内側に潜り込む形になるため、この隙間から雨水や細かいホコリが靴の中に入ってきてしまいますが、隙間のないヴェルトショーンではこれを防ぐことができるというわけです。悪路の多いミリタリーシーンで重宝されてきた作りですが、非常に手間がかかるため、今では歴史ある英国靴メーカーでもヴェルトショーン製法を行っているところはごくわずか。機能性に加えて、デザインのアクセントとしても効いています。

ベローズタン

ホコリや雨水を防ぐ「ベローズタン」

一見わかりにくいのですが、シューレースを外すとさらなるミリタリーディテールが。足の甲を覆う “ベロ”が羽根の部分と繋がっていることがわかります。これは「ベローズタン」と呼ばれる仕様で、トレッキングシューズなど登山靴とも共通する作りです。ベロと羽根の間からホコリや雨が入ってくるのを防ぐためのもので、上のヴェルトショーン製法と合わせて悪路対策を目的として採用されています。外からは見えないディテールだけに、これを省略しているミリタリー風シューズも多い中、「ケンゴン Ⅱ R」では革の裁断や縫製にひと手間増えるのもいとわず“本物”の仕様にこだわっています。

コマンドソール

悪路をものともしない「コマンドソール」

さまざまなバリエーションが存在するラバーソールの中でも、極めて高いグリップ力と安定性を誇るのがコマンドソール。険しい山道やぬかるみ、砂利道など、コンディションの悪い地面用に開発されたものです。タウンユースでも快適さを発揮し、雨上がりやゴツゴツした石畳などを歩いても疲れにくいのが特徴。また、サイドから見てもわかるほどくっきりとした凹凸が刻まれ、がっちりと厚みがあるため、タフで男らしい印象を演出してくれるのも魅力です。武骨なミリタリーシューズのデザインと相性抜群。

ケンゴンⅡ R

ジョセフ チーニーのおすすめミリタリーシューズは?
ローカットでオールシーズン履ける「ケンゴン Ⅱ R」

75年以上前から存在したと言われており、軍にも提供していた木型「LAST4436」を採用するミリタリーシューズ。ノーズが短めでボリュームのあるラウンドトウが独特な愛嬌を備えています。ウィズ(横幅)が広めのため締め付け感がなく、リラックスして履けるのも魅力。アッパーのデザインもかつての軍採用モデルを踏襲。トウに入った2本のツインステッチと、V字に革を切り替えたサイドが印象的です。ブーツが多いミリタリーシューズですが、こちらは春夏にも活躍するローカット。雨の日でも滑りにくく、作りも極めて丈夫なので、天候を問わず長く愛用できる一足です。

photo Masahiro Sano text Hiromitsu Kosone

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ジョセフ チーニー ディクショナリー #5

軽やかで洗練された雰囲気漂う
「HUDSON」

スムースカーフレザーを贅沢に使用したブランド代名詞であるローファー「HUDSON」。近年様々なシーンで活用できる事から注目を浴びているローファーにおいて、ジョセフ チーニーのこだわりが履き心地と共に心地よく表現されている1足です。

01 DESIGN

木型はチーニーの定番に位置づけられるローファー専用の5203 LASTを採用。丸みのあるトゥと小さめのヒールカップにより、バランスの取れたシルエットを実現しています。ベーシックなコインローファーのデザインですが、細部までこだわりの詰まった1足です。

甲部分からつま先にかけて綺麗なシルエットが覗えます。カーフレザーの素材感に加えて、細かなステッチにより風格漂うモデルとなっています。

ローファー専用ラストのためヒールカップが小さめに設定されており、踵が浮きづらく安心の仕様に。

02 STRUCTURE

英国トラッドの雰囲気を踏襲しつつ、軽やかな印象も持ち合わせており、少々ドレッシーなスタイリングや、オフのカジュアルな装い双方に馴染める稀有なデザインとなっております。

正面から見た際、全体的にはトラディショナルなデザインで、馴染みやすい汎用性の高さを感じさせます。ローファーの顔となるU字のモカ縫いが、細部まで丁寧に仕上げられ、高級感とエレガントさをもたらします。

アッパーにキメ細かいカーフレザーを採用し、光沢感のあるしなやかさと、丸みのあるシルエットが相まって上品な印象を与えます。グッドイヤー製法を用いることで修理が容易になり、日常的なお手入れやリペアをして長期間履き込むことが可能です。

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ジョセフ チーニー ディクショナリー #4

気高さ感じるドレスシューズ
「WILFRED」

ジョセフ チーニーのセミブローグの代表作である「WILFRED」。セミブローグとはキャップトゥのデザインに一文字の穴飾りが施されたデザインの革靴のことで、この穴飾りは湿地帯を歩く際の水はけをよくするために生まれたカントリーシューズ発祥の意匠と言われています。

ウィルフレッドは内羽根の5ホールでつま先の切り替え部分に一文字の穴飾りとメダリオンを施したベーシックなセミブローグのデザインです。非常に華やか且つドレッシーな印象を与えるWILFRED(ウィルフレッド)には、ジョセフ チーニーだからこそ表現できる大人の嗜みが詰まっています。

01 DESIGN

昔ながらのイギリス靴らしい少し角が残るようなフォルムのラウンドトゥとメダリオンの装飾が印象的なデザインです。採用している125ラストはウィズのサイズに対し、ヒールをタイトなフィッティングにしたコンビネーションラストで、甲が広くて踵が小ぶりと言われている日本人の足型に合いやすいラストです。

トゥから履き口にかけての傾斜は、日本人に多い甲高な足型にも合わせた仕様です。クラシックなディテールを残しながらも現代的なバランスに仕上がっています。

通常のモデルよりも小ぶりに設定されたヒールカップはフィット感を高めます。履かなければわかりづらいことですが、細かな気遣いが垣間見えます。

02 STRUCTURE

内羽根のキャップトゥのデザインが活躍する場面は、やはりスーツやジャケパンスタイルなどのオンのスタイルの場面。そこに更にメダリオンのデザインが施され、履く人の格上げも「ウィルフレッド」ならお手の物。クラシカルなアイテムだからこそ、こだわり派の方にも心からお勧めできるディテールが反映されています。

トゥにはブローギングと呼ばれる飾り穴が施されています。現代では、装飾と捉えられていますが、元々は水はけをよくするものでした。本来は機能性も兼ね備えたディテールです。

カーフレザーの細かな質感と艶が美しさの秘訣です。随所に施されたブローギングも、程よく主張し、ドレスシューズとしての品を保ち足元を華やかに彩ります。

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新時代の英国靴 ジョセフ チーニーの今を彩る名品たち #3

ジョセフ チーニーから現行モデルに加え、今期を彩る新作コレクションが登場しました。英国感漂う品の高さは維持しながら、昨今の時流を捉えたラインナップは、長きに渡り活躍が期待できるアイテムばかりです。6アイテムからなるコレクションの中から2モデルづつに切り分けてご紹介します。最終回の#3をお届けします。

BLISWORTH R

BLISWORTH R(ブリスワース)は、1886 LASTを採用し、長すぎず、短すぎない絶妙なノーズの長さとラウンドトゥでカジュアルなシーンでもドレスアップをした場面でも着用可能な万能な一足です。ゴールドのバックルは、シルバーのバックルに比べて高級感と華やかさを加え、幅広い着こなしに馴染みます。ダイナイトソールとストームウェルトの組み合わせで程よいボリューム感があり、機能面でも水が染み込みづらく、雨の日も安心して履いていただけます。

ゴールドのバックルを採用することで、シューズに高級感と華やかさを加え、クラシックなダブルモンクストラップのデザインを一層引き立てます。ぽてっとした丸みのあるラウンドトゥの木型は、カジュアルスタイルからジャケパンまで幅広い着こなしに合わせやすい汎用性の高いバランスに仕上がっています。ストームウェルトを備えることで水や埃の侵入を防ぐ機能もありますが、デザイン面では重厚感を持たせることで、よりクラシックで堅牢な印象を与えます。

ASTWELL

つま先部分のキャップ部分に一文字のブローキングを施した外羽根のパンチドキャップトゥシューズ。ライニングやアウトソールなど、全てをブラックに統一することで、より上品な印象を与えます。外羽根式のデザインによりオンオフ問わず幅広い場面でのスタイリングに適した1足です。このASTWELL(アストウェル)は、BLISWORTH R同様の1886LASTを使用し、幅広な足形の日本人の足に馴染みやすいラストです。また、土踏まずを絞る事で足を支えるフッティングになっているのが特徴で、やや小さめのヒールカップになっており踵のホールド感も抜群です。

ストームウェルトを採用し、ウェルトとアッパーの隙間から水やホコリが浸入してくるのを防ぎます。コバの張り出しも強調され、ボリューム感も増し、程よくカジュアルな雰囲気を演出します。ラバーソールの代名詞的存在のダイナイトソールを採用。英国生まれのソールで地面との設置面に丸型の凹凸が付き、滑りにくく、耐久性に優れているのが最大の特長です。快適な履き心地を提供するバランスの良いソールで非常に人気があります。

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新時代の英国靴 ジョセフ チーニーの今を彩る名品たち #2

ジョセフ チーニーから現行モデルに加え、今期を彩る新作コレクションが登場しました。英国感漂う品の高さは維持しながら、昨今の時流を捉えたラインナップは、長きに渡り活躍が期待できるアイテムばかりです。6アイテムからなるコレクションの中から2モデルづつに切り分けて多角的にご紹介します。今回は#2をお届けします。

CHISWICK

5アイレットのUチップシューズCHISWICK(チズウィック)。
U字型のモカ縫いでアッパーを縫い合わせた外羽根式は、ドレスシューズとしてはややカジュアルな印象を与えますが、汎用性の高いシューズとしても知られています。アッパーにはブラックのカーフレザーを使用しており、艶感が品の良さを感じさせます。木型は、2011年にジョセフ チーニーの125周年を記念して開発された125ラストを採用。ラウンドトゥの程よいボリューム感が魅力で、ヒールカップは小さめに設計されており日本人の足に合いやすいのも特徴です。

少し角が残るようなラウンドトゥ、バンプに広がるU字のステッチなど、クラシックな革靴のディテールを踏襲しています。革のキメは非常に細かく、柔らかい質感で絹のような滑らかさが特徴です。靴全体に広がる曲線美が、品格の高さを感じさせます。グッドイヤーウェルト製法のため、耐久性が高く、アッパーのメンテナンスやソール交換を行うことで長く愛用することが可能です。

EDMUND

CHISWICK同様、使用したレザーはブラックのカーフレザー。
モンクストラップはクラシックなスーツスタイルに合わせても通用する唯一の紐なしの革靴です。EDMUND(エドモンド)も125ラストを採用していることで、クラシックでドレッシーな印象のアイテムに仕上がっています。スーツスタイルやジャケパンなどのドレスアップしたスタイリングに相性が良いアイテムです。

ストラップの締め具合でサイズ感の調整が可能な実用性の高い装飾です。レースアップシューズに比べて脱ぎ履きも非常に簡単でこれもモンクストラップが人気の要因の一つです。レザーソールを採用しており、ラバーソールに比べてドレッシーな佇まいで、ビジネスシーンやフォーマルな場面ではより重宝されます。履き始めは硬く感じることもありますが、履き込むほどに足に馴染み屈曲性もよく快適な履き心地を提供してくれます。

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新時代の英国靴 ジョセフ チーニーの今を彩る名品たち #1

ジョセフ チーニーから現行モデルに加え、今期を彩る新作コレクションが登場しました。英国感漂う品の高さは維持しながら、昨今の時流を捉えたラインナップは、長きに渡り活躍が期待できるアイテムばかりです。6アイテムからなるコレクションの中から2モデルづつに切り分けてご紹介します。まずは#1をご覧ください。

THEO

シングルモンクストラップローファーのTHEO(テオ)。
ヨーロッパの修道僧が起源とされるモンクシューズは、スーツからカジュアルまで幅広いスタイリングに馴染むアイテムです。使用した素材はスエード。起毛した見た目により温かみを感じやすいことから、秋冬をイメージしやすいですが、季節を問わず活躍してくれる一足です。茶色×白色の相性の良さを生かすように、オフホワイトのトラウザーにサラッと履いて春のスタイリングを1ランクアップさせる佇まいを感じさせます。

スエード特有の起毛した表面は、きめの細かい上質な質感と深みのある色合いが魅力です。バックル金具がアクセントになりエレガントでありながら、程よくリラックスしたルックスが魅力的なシューズです。ボリュームを抑えたシルエットのシングルモンクストラップは、高級感を感じさせるシングルレザーソール仕様。足馴染みが早く、ソールの返りが良い為、快適な履き心地を提供します。

TIMOTHY

THEO同様、柔らかくて質感のあるスエードを使用したタッセルローファーのTIMOTHY(ティモシー)。
上品で落ち着いた雰囲気はそのままに、適度にカジュアルな印象を与えます。上品なスエード素材とタッセルのデザインが特徴で、汎用性が高い1足です。グレーのスラックスとの相性も非常に良く、スマートカジュアルでも使える万能アイテムに仕上がりました。

やや長めにデザインされたタッセルが足元の印象を高めます。シンプルなローファーと同様に上品な印象はそのままに、程よい抜け感を演出します。アンライニングの為、非常に柔らかい作りで足馴染みがよく、履き始めから軽快な履き心地です。スニーカー感覚で軽やかに素足でも着用もでき、気取らない大人の上品なスタイルに最適です。

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ジョセフ チーニー ディクショナリー #3

オンオフ使える万能ローファー
「HOWARD R」

スムースレザーではなくグレインカーフレザーを使用したローファー「ハワード」。オンオフを問わず、着回しのきくアイテムで、近年人気の高まりを迎えています。ライフスタイルが多様化している昨今だからこそ、ご紹介したいディテールが多く詰まっています。

01 DESIGN

木型にはブランドの定番に位置づけられるローファー専用のラストの5203ラストを採用。英国靴らしい程よい丸みとボリューム感があり、品格も十分に兼ね備えたフォルムが特徴です。

甲には太めのサドルや、シボ感の強いグレインカーフ、かかと周りにまでぐるりとコバがあしらわれたオールアラウンドグッドイヤーウェルト製法など、カントリーシューズを彷彿させるディテールが豊富に盛り込まれています。

ローファー専用ラストを採用しており、ヒールカップが小さめに作られているため収まりがよく、かかとが浮きづらい作りになっています。

02 STRUCTURE

英国靴の紳士的な佇まいを感じさせる一足で、随所に散りばめられた細かなディテールが質実剛健さを物語っています。

グリップ力の強いダイナイトソール

英国生まれのダイナイトソールは摩耗しにくく耐久性があり、履き始めから柔らかく、返りがいいのが特徴です。レザーソールよりも水に強く、雨の日でも比較的滑りにくいため、急な天候の変化にも柔軟に対応が可能です。

ストームウェルト

ホコリや水が浸入しにくいストームウェルトを備え、適度なボリューム感とカジュアルな雰囲気をプラスします。見た目の洗練された印象が、グレインカーフレザーの無骨さと相まって、独特の雰囲気を醸し出します。

「ハワード」で楽しむ
ブリティッシュアイビー3スタイル

135年以上の歴史を持つジョセフ チーニー。幅広いラインナップが特徴で、中でもローファーは根強い人気を誇ります。この「ハワード」は、ローファーでありながらグレインカーフレザーというシボ感の強いレザーを使用したモデルで、ここ数年人気を集めています。ブリティッシュアイビーを愛する人にこそおすすめしたいハワードを使った3スタイリングをまとめた記事もございます。

気になる方はぜひこちらよりご覧くださいませ。

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