靴の聖地・英国ノーザンプトンで1886年に創業した「ジョセフ チーニー」。
130年を超える歴史を持つ老舗シューズメーカーであり、カッティングからファイナルポリッシュまで、すべての工程を自社で行うという確固たるポリシーを守り続けています。
創業者の孫の代より海外への供給を始め、日本では約30年間、渡辺産業(ブリティッシュメイド)が総輸入代理店として継続して取り扱いをしています。同社には、過去の貴重なアーカイブモデルが貯蔵されています。
今回は、大量のアーカイブの中から、珍しいデザインや特徴的なラストを使っているモデルを幅広くピックアップ。“紳士靴の生き字引”とも言える服飾ジャーナリスト・飯野高広さんに、その魅力や歴史を定番モデルと比較しながら語っていただきました。「ジョセフ チーニー」のルーツを紐解き、さまざまな角度からこだわりを徹底解明していきます。
服飾ジャーナリスト 飯野 高広さん
1967年生まれ、東京都出身。大学卒業後、大手鉄鋼メーカーに約11年間勤務し、2002年に独立。ビジネスマン経験を生かしたユニークな視点で、紳士靴やスーツなど男性の服飾品にまつわる記事を執筆する服飾ジャーナリストとして活動する。現在は「バンタンデザイン研究所」で講師を務める傍ら、さまざまなメディアに寄稿。「靴磨き選手権大会2020」のアドバイザーも務める。代表的な著書に『紳士靴を嗜む~はじめの一歩から極めるまで~』(朝日新聞出版)など。
現行モデル編
時代と人を観察し、アップデートを繰り返すのが本物の定番。
ーまずは、飯野さんにとっての「ジョセフ チーニー」の印象を教えてください。
ジョセフ チーニーの靴はバランスが良いと思います。“地に足がついている”と言い換えても良いかもしれません。とくに現行モデルには、木型やデザインに王道の英国靴らしいものが多いのでどんなコーディネートにも合わせやすく、あくまで履いている人を主役に引き立ててくれます。また、質実剛健な作りなので安心して履けるというのも良いですよね。
とくにドレスシューズのメインラストである125は「インサイドストレート&アウトサイドカーブ」というお約束ごとをきちんと守っているので、既成靴でありながら立体的な構造となっており、すごくバランスの良い木型だと感じます。まさに今の時代における“クラシック英国靴の定番”になるべくしてなったメーカーだと思います。
ーたしかに、時代に合わせて木型やデザインをアップデートしているというのは、一つの特徴かもしれません。
人間の足は、時代によって微妙に変化していますよね。昔ほど外で遊ぶことが減ったとか、ワークスタイルがオフィス中心になったとか、ライフスタイルが多様化しているわけですが、ある段階から日本人の足の特徴が変化し始めたのを受けて、英国靴の木型も従来「日本人向け」と思われていたものを含めて進化させる必要が出てきたのです。
一世代前の日本人であれば、よく言われる「甲高幅広」に作れば間違いなかったのですが、1964年の「東京オリンピック」頃に生まれたちょうど私くらいの世代からは、そのセオリーが通用しなくなってきました。
また、どうやらイギリス人と比べると日本人は世代を問わず踵が小さいようで、踵のホールドが強い方が良いという発想が2000年代に出てきたんです。
ジョセフ チーニーで言えば、ドレスシューズの定番モデル「ウィルフレッド」と「アルフレッド」で採用されている125ラストは、名作2003ラストのトゥシェイプと、踵まわりは6184ラストをミックスして現代人に合うように作られていますよね。これは、さらに同社の標準であるFウィズに対して、Dハーフウィズのヒールカップを組み合わせることで踵のホールド感を上げています。そういう意味では、時代の潮流をしっかり捉えた、現代人の足型に合う革靴と言っても過言ではないですよね。
ーカジュアルなモデルの方はいかがでしょうか?
2013年頃に日本でも本格的に展開がスタートした「ケンゴン Ⅱ R」、「エイボン C」の2型がカジュアルシーンを代表するモデルだと思いますが、この二つは少し背景が異なります。「ケンゴン Ⅱ R」に関してはミリタリーを由来に持つモデルで、ミリタリーラストである4436を採用し、ヴェルトショーン製法が盛り込まれていたりと、ギミック好きの日本人にとって新鮮に映ったのだと思います。
この仕様の革靴はイギリスではかなり古くからある伝統的なものなのですが、今や継続的に販売しているメーカーは希少ですよね。元来は軍隊用の革靴に取り入れられた製法なんですよね。こういう技術を現行モデルとして販売していることからも、ジョセフ チーニーが伝統ある老舗メーカーだということが伝わってきます。一方、「エイボン C」に関しては、当時すでにヨーロッパのベストセラーモデルだったモデルです。こちらはよりイギリスらしいカントリーシューズですね。
ソールに関しては、昨今流行りのビブラムの軽素材ソールのようなものに比べて相当重い重厚なコマンドソールを選ぶのは、このソールが英国のカントリーシューズに欠かせないピースだからでしょう。幸いにも、気候の変化や、次第にカジュアルな革靴を履ける風潮になってきた日本のビジネスシーンとの相性が増してきましたよね。常に社会とそこに生きる人々を観察してアップデートしてきたからこそ、普遍的なプロダクトを完成させることができるのだと思います。
ドレスシューズ編
履き心地と美しさを求めて、進化を遂げてきたドレスモデル。
ーそれでは、次にドレスシューズのアーカイブから紐解いていきたいと思います。
ドレスモデルに関しては、見た目のデザインに普遍的なものが多いですが、年代によってラストが変わっています。左から順に89ラスト、6184ラスト、1886ラスト、3888ラスト、2003ラスト、205ラストです。
89ラストはドレス系の原点とも言うべき古典的なラストですよね。甲高幅広で、一世代前の日本人の足に合っていると思います。1886ラストはたしか、今の工場の100周年の1996年に作られたものですよね。これも古典的な木型の一つですが、外羽根でも内羽根でもバランス良く決まります。現行のドレスシューズに採用している125ラストも良いのですが、良い意味でクセがないのは1886ラストですね。本当に色々なモデルに応用が利きそうです。
3888ラストは、ちょうどロングノーズが流行りはじめた時のものですね。サントーニやマンテラッシのようなアップデートされたクラシコイタリア系の革靴が日本に入ってくるようになった頃のモダンな木型です。だからこそ、伝統的でありながらややモードな印象もありますよね。
205ラストも近しい木型で、ロングノーズが定番になってきた頃に「ジョセフ チーニーでも先が尖っているような木型があっても良いのでは」ということで作られたような系譜を感じます。
89、1886、2003、125と古い木型順に並べると分かりやすいですよね。内側と外側のどちらからも次第に細くしています。フィット感を高めるために常にアップデートしてきたということが伝わってきますよね。
ー125ラストは、よくバイヤーの方に「既成靴なのにしっかり内振りがされている」と言われます。
私もこの辺りはやはり進化していると思います。89ラストと比べて125ラストは相当内側に振られていますよね。ソックシートやアウトソールに付いているブランドロゴの刻印が、見方次第では斜めに打たれてカーブしているようにも感じますから。より履き心地の良い靴を届けたいという意思を感じますよね。それにウエストの絞りも全然違いますよね。89ラストは古典的なドレスシューズのラストという意味で、私も好きなのでよく履いているのですが、125ラストの方がより履きやすさを求めて進化を遂げたものであることは間違いないです。
こうしてアーカイブを眺めていると、進化の過程が分かるのが面白いですよね。
とくに125ラストの靴をサイドから見ると、フィット感を高めるために甲からつま先にかけて一度グッと下がっています。125ラストはデザインに配慮しながら、ボールジョイントのホールド感を高めようとしたのではないでしょうか。
ー素材に関してはいかがでしょうか?
ジョセフ チーニーの125ラストのコレクションの黒革はドイツのウェンハイマー社のボックスカーフですよね。ブランドとしてはおそらく前身のカール・フロイデンベルグ社の頃から使っていたのではないでしょうか。また、今はなきイギリスのタンナー・ピボディ社のものも当時は使っていたと思います。
私はもし「今の革靴と30年前の革靴のどちらがおすすめ?」と聞かれたら、コンディションが良ければ30年前の方を勧めるのですが、ジョセフ チーニーに関しては別なんです。なぜかと言えば、革質にしても現行品のクオリティが高いから。
1980年代の終わり頃には、チャーチの弟分という位置付けだったのでなるべく手の届きやすい価格帯を目指して革を選んでいたんだと思います。ところが、1990年代後半に入ってたとえばイギリスの「アルフレッド・ダンヒル」や「イード&レイベンスクロフト」、アメリカ本土の「J.プレス」向けのようにこれまでとは違うお客さんを相手にするようになり、革質を上げる必要が出てきたのではないでしょうか。
そのおかげで職人さんも色々な革に慣れてきて、スキルアップに繋がっていったのではないかと思います。そういう意味では革質とモデルごとにフィットする革を選定する技術も次第に進化してきていますよね。
カジュアルシューズ編
質実剛健なカントリーモデルと、その一方で感じる挑戦的な姿勢。
ードレスシューズと同様に、カジュアルシューズに関しても時代の流れに合わせてさまざまなモデルを制作してきた歴史があります。飯野さんにとって特に印象的なものはありますか?
「ケンゴン Ⅱ R」を代表とするカジュアルシューズは素晴らしいですよね。採用されている4436ラストは、75年前から存在していたと言われている本当の意味でトラディショナルな木型だと思います。
また、今でこそ「クロムエクセルレザー」を使っている靴メーカーさんは増えてきましたが、ここには旧ロゴを使っている90年代後半に作られたモデルもあります。その当時は、イギリスの革靴メーカーがアメリカのオイルドレザーを使うなんてかなり前衛的だったのではないでしょうか。僕の知っている限りでは、ジョセフ チーニーとアルフレッドサージェントだけだと思いますよ。
新しいモノづくりにきちんとトライしようとしていたということですよね。しかも、それをヴェルトショーンで作っているんだからすごい。オイルドレザーは厚みと独特の粘りっ気があるので、例の出し縫いの箇所でへしあげて縫うのが相当大変だったはずなんです。
ーアーカイブにもありましたが内羽根ストレートチップのカントリーシューズというのは、イギリス独特の文化なのでしょうか?
イギリスでは、内羽根ながらストームウェルトにダブルソールといったチャンキーなものが一つの流儀として成立しているんです。おそらく独特の紳士道、ダンディズムみたいなものがあるのでしょう。普通はカントリーシューズであれば外羽根にしますよね。もし内羽根があったとしても、モードなアプローチのものだと思います。そう考えると、イギリスではやはり一定の需要があるということなんですよ。チャーチにもストームウェルト仕様の内羽根ストレートチップモデルが昔から定番でありますよね。
“田舎に住んでいるけど、見えるところは全部自分の土地”みたいな、田舎貴族の方が履かれるかもしれません。そういう方は、ロンドンに小さな住まいを持っているので、そこへ行くためにレンジローバーに乗るんですよね。都会的でありながらタフにも使えるというコンセプトは、この内羽根のカントリーシューズと通ずる部分があるじゃないですか。
こういうものを質実剛健に作り続ける一方で、175ラストのチャッカブーツのような真面目なモデルも作っているんですよね。シンプルなデザインながら、少しカットを高めに設計して、ディテールはワイルドにしてありますね。もしかしたら試行錯誤していたのかもしれませんね。
175ラストは本国では主に外羽根のモデルに採用される木型で、89ラストと同じ昔からあるラストなんですよ。おそらくですが、80年代終わり頃で、色々な靴メーカーがUチップを作り始めた頃の時代に生まれたものだと思います。このモデルはカントリーシューズなので、アッパーとウェルトの隙間から水や砂の侵入を防ぐストームウェルト仕様になっています。
しかも、つま先からヒールまで一周ウェルトを巻くオールアラウンドウェルト(360度ウェルト)仕様にもなっていますね。ドレスシューズに関しては、ヒール周りの固定に釘を使うことも多いのですが、ウェルトを全周させることで耐水性が高められるだけでなく、釘を使わない分見た目よりも軽くなるんですよ。こういったディテールに当時のデザイナーのセンスを感じます。
デザイン編
色や素材で遊ぶ90年代と、革自体の加工が隆盛した2000年代以降。
ー真面目なモノづくりの一方で、新しいことに挑戦しているジョセフ チーニーの姿勢はこれらのモデルからも感じていただけると思います。
あまり見かけないデザインや異素材のコンビネーションが楽しいですね。ただ新鮮なように見えて、じつはこうしたデザインは意外にトラディショナルなものなんです。たとえば、このベージュ系のツイルとブラウン系レザーのコンビは、夏場にテニスのウィンブルドン選手権やクリケットの試合を観戦しに行く時に履くデザインだと思います。ジョセフ チーニーのモノづくりは基礎がしっかりしているからこそ、トラディショナルなデザインをベースに応用を利かせることができるのでしょうね。
時にこのモデルのようなコンビ素材の革靴が、オールレザーのシューズよりも高価なことがありますが、これも「なんでもかんでも革の方が高級で良い、とは限らない」的な古の審美眼を思い出させてくれます。馬車の椅子なんかはその典型ですね。御者の椅子は耐久性重視の革張りで、客席は決まって布です。英国の御料車は女王陛下がお乗りになられる後部座席を今でも布張りにしているのも、そんな伝統からの流れです。
それにしても、遊びの利いた組み合わせなのに、ジョセフ チーニーの革靴はクラシックな雰囲気を醸していますね。本来は外に出すはずのフリンジを中にしまったり、コバの一部をグリーンにしたり、工夫を凝らしています。異素材を組み合わせると、配色の幅が広がりますよね。今までになかった配色が生まれ、古典的なアイテムが斬新に生まれ変わります。
ファッションシーンでも、イギリスでは表と裏で生地が違うリバーシブルのアイテムが結構あるじゃないですか。おそらく“伝統的な変化球”として、こういった組み合わせが受け継がれているのでしょう。今見てもレトロでお洒落だけど、逆に今だからこそなんだか時代にフィットするような気もします。
ー異素材のコンビもそうですが、2000年代頃から新たな色の革靴が増え始めたような印象があります。
21世紀以降は、このローファーのようにアンティーク加工を施したモデルが顕著に多くなってきましたよね。グリーンやグレーなど、それまではあまりチョイスされなかったカラーが出始めたのと同時期に色ムラのある革靴が増えました。
イギリスのスムースレザー系のタンナーが減っていった一方で、ヨーロッパでアーティスティックなことに挑戦するタンナーが登場して一気に供給が広がりました。おそらく、イギリスやフランスがやらないような新しいことをやるという流れがあったのだと思います。それまでは、革と革以外の素材の組み合わせで遊んでいたのが、21世紀になって革自体に演出を施すようになったということが見えてきますね。
テクニック編
基本に忠実でありながら、トレンドを取り入れるセンスが巧み。
ー90年代に入ってから細かなディテールが現行品と異なるものが増えたのには、どんな理由が考えられるでしょうか。
90年代後半はメンズファッションの歴史で「モダン・ブリティッシュ」と呼ばれています。それまでの伝統的なブリティッシュ・トラッドの要素を残しつつ、洋服も革靴も少しモダンにしたものが流行ったんですよ。
すっかり人気の定着したポール・スミスだけでなく、ビスポークテーラーのオズワルド・ボーディングやティモシー・エレベスト、革靴メーカーであればホールカットの靴をウリにしていた「ティム・リトル」、当時は南アフリカの工場で作らせていた「オリバー・スウィニー」、日本でも人気のあった「パトリック・コックス」がこういったスタイルを提唱していました。
そういった背景の中で出てきたのが、デザインを強調するディテールです。たとえば、大きめのブローキング、装飾の強いメダリオン、ギザギザのストームウェルト、スクエアのトゥなどが挙げられます。トラディショナルという文脈は守りつつ、モダンなスパイスを加えたものがウケていたのでしょう。
あとは、靴が好きな方には木型にこだわりを持つ方も多いと思いますが、私個人的には紙型も大事だと考えています。そういう意味で、ジョセフ チーニーは芸達者だと思います。基本を守りながら、トレンドを入れて、双方のバランスを取るのがとても上手いですよね。極端な話ですが、イギリスのブランドなのに、アメリカっぽい靴をオーダーしたらきっとできてしまうだろうなとも思っています。テクニックで言えば、このコバを見てください。
ここまでコバが削ってある革靴は久しぶりに見ました。職人さんの「ここまでやってやったぜ」という意気込みを感じますよね(笑)。これは、ジョセフ チーニーでは「デッドクローズ」と呼ばれている仕様です。文字通り、これ以上いったらNGなところまで削っています。仕事がとても丁寧で、技術の高さを裏付ける証拠です。これまでに、さまざまなブランドの別注やオーダーに応えてきたというのが良く分かりますね。
チャーチ創業家がジョセフ チーニーを買収し、再度独立した後に出した「インペリアルコレクション」はその賜物ではないでしょうか。ウエスト部分がシェイプされて、土踏まずの真ん中が山のように盛り上がっているフィドルバック仕様や、ソールの半面を黒く塗る半カラス仕上げ、アウトソールにステッチが見えないようにしたヒドゥンチャネルなど、技術力が成すエレガントな意匠が詰め込まれています。
そのほかにも、たとえばこのモデルを見てください。スキンステッチが入っています。こういった分かる人にだけグッとくる装飾がなんとも美しいですね。履く人のことを常に探求しスキルやセンスを磨いてきたからこそ、こうした“ちょっとした遊び心”の要素が妙に引き立つような感覚を覚えます。
これも珍しい仕様ですね。パイピング部分にもほかのモデルと異なりラインが入っています。このように色々と実験をしているようにも見えるんですよ。成功や失敗という話ではなくて、たとえば当時の世情や流行、経済活動など、すべてを技術の栄養にしているのだと思います。
あとはソールに敷き詰められたコルクの量もモデルによって違いますよね。こちらは「アルフレッド」と「ケンゴン Ⅱ R」を裁断したものですが、コルクの入れ方をドレスとカジュアルで若干変えているのが分かりますよね。
ドレスシューズの場合は、ヒールを釘打ちするために土踏まずからヒールの前半分くらいまで入れて、一方でカントリーシューズのようなタフに履くモデルには、コルクをフルで入れています。さらに、シャンクには長さがあり、足なじみが良い天然素材の木製シャンクが使われています。
ヒール部分の積み上げにしても、ジョセフ チーニーはすべてレザーボードで作られています。原材料を安く仕上げるために、最下部だけをレザーにしてそのほかを別の素材にしているよう革靴もありますからね。普段目にしない箇所にこそ、こだわっているブランドのポリシーが改めて分かる気がします。
これらすべての工程を自社で行い、日本での総代理店もずっと変わらない。だからこそジョセフ チーニーは、日本との密なやり取りを経て、お客様からのレスポンスを経験値として蓄積していっているのですね。その積み重ねがさまざまなオーダーやファンの期待に応えるモノづくりに繋がっているのだと思います。これだけの数のアーカイブモデルを見て、そのことを改めて感じさせられました。