ジョセフ チーニー ディクショナリー #2

現代人のためのモダンクラシックな
ドレスシューズ「ALFRED」

つま先の丸いラウンドトゥ、ストレートチップで内羽根5ホールのレースアップ..。数あるジョセフ チーニーのレザーシューズの中でフォーマルなモデルが「ALFRED」です。ビジネスから冠婚葬祭まで使用シーンを選ばない汎用性の高く普遍的なデザインながら現代社会のライフスタイルに寄り添ったこだわりが詰まっています。

01 DESIGN

カーフレザーの質感とステッチングの美しさが際立つミニマルなデザインが印象的です。全体のシェイプは日本人の足にもフィットするように設計されています。

トゥから履き口にかけての傾斜は、日本人に多い甲高な足型にも合わせた仕様です。

さらに従来のモデルよりもヒールカップをやや細くすることで甲が広く踵が細い日本人にも、理想的なフィット感、ホールド感を実現しました。

02 STRUCTURE

フォーマルな場面のために一足は持っておきたい内羽根ストレートチップシューズの「アルフレッド」。初めてジョセフチーニーを手に取る方にこそ是非お試しいただきたい一足です。また、クラシックなディテールを残しながらも現代的なアレンジを随所に感じることができ、目が肥えた靴好きの方にも満足いただける一足といえます。

チーニー初のコンビネーションラスト 125ラスト

125ラストはアーカイブの中から、名作2003ラストからラウンドトゥ、6184ラストからヒールカップ部分を取り入れて作りました。125ラストの特徴は、ウィズがFなのに対してヒールカップをDハーフにしたコンビネーションになっていること。踵が小さい日本人にも合うようにバランスよくデザインしています。

丸みのあるトゥが印象的で、昔ながらのイギリス靴らしい丸みがあるものの完全な丸ではなく、少し角が残るようなフォルムです。まさにクラシックな正統派のイギリス靴というたたずまい。ややボリュームがあるため、グレンチェックやツイード、フランネルといったクラシックな柄や厚手の生地のスーツとも好相性です。

グッドイヤーウェルト製法

アルフレッドは、英国の伝統的な製法のひとつ「グッドイヤーウェルト製法」で仕立てられています。

中物にコルクが使われているため長く歩いても疲れにくく、履き込むほどに足に馴染むため、日常的なお手入れやリペアをして長期間履き込むことに適しています。一度履くと、病みつきになってしまうのも頷けます。

好みに合わせて選べるソール

シングルレザーソールの「アルフレッド」は、見た目のエレガントさだけでなく通気性の良さや伸縮性など機能面にも優れています。雨の日にも外出が多いビジネスパーソンには、グリップ力のあるラバーソールモデル「アルフレッド R」がおすすめです。

長く使うことを想定した細かな配慮

ソールをよく見ると、ヒール内側のエッジ部分が、あらかじめ削られています。階段の上り下りや、靴の脱ぎ履きの際にぶつけやすい箇所を削っておくことで被害を最小に抑え、長くお使い頂くためのひと手間です。目立たないところにも一切妥協しないモノづくりを行うジョセフ チーニーらしいディテールといえるでしょう。

1足造るのに160工程、8週間。
こだわりのモノづくり

レザーのカッティングからファイナルポリッシュまで、靴づくりに関わるすべての工程を英国ノーザンプトンにある自社工場で完結することで、長きに渡り高いクオリティで安定供給を可能にしているジョセフ チーニー。中でも、この「アルフレッド」は熟練の職人により8週間を要する、ブランドのこだわりを詰め込んだモデルです。普遍的なデザインということもあり、人生の節目を共に刻む特別な一足になってくれるはずです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
計算しつくされたシェイプと
フィッティングの
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