イギリスのみならず、日本でも絶大な支持を得ている「CAIRNGORM Ⅱ R(ケンゴン)」。 ミリタリーをルーツに持つこちらのシューズは、ヴェルトショーンウェルト製法やベローズタンといった防水性の高い仕様に加え、英国製のラバーソールであるITSHIDE(イッツシェイド)コマンドソールを採用するなど、タフな造りによる実用性の高さが最大の魅力。 日常使いに適した「ケンゴン Ⅱ R」の中から今回は、バーガンディカラーを用いた7コーディネートをご紹介します。
7 Styles with CAIRNGORM Ⅱ R
「ケンゴン Ⅱ R」から考える夏~秋のカジュアルコーディネート
Style 1
大人らしい軽快なショーツスタイル
グルカショーツ&サーマルを合わせたコーディネート。 ショーツは半袖カットソーやサンダル、スニーカーといったラフなアイテムと合わせると幼く見えがちなところを「ケンゴン Ⅱ R」のようなボリュームのある革靴で合わせることで、大人らしい雰囲気をプラスしています。
また、コーディネートに使うアイテムは「ミリタリー」という共通点を持たせることで、素材感や色味が違っても、自然と全体のバランスが取れます。トップスはアイボリーなどの明るい色を合わせれば、より軽快な印象に仕上がります。
Style 2
爽やかカラーのアクセントに最適なバーガンディ
ライトブルーとホワイトの色合わせは、爽やかな印象を与えるのに最適なカラーコーディネートです。 しかし、コーディネートの中に、アクセントを持たせないと単調になってしまうため、合わせ方によっては、間延びしてしまうことも。 そんな時、足もとにバーガンディを差すことで、全体を引き締めてくれます。
また、デニムは、経年変化も含め生地の素材感があり、「ケンゴン Ⅱ R」に採用されている、グレインレザーとも好相性のアイテムです。
Style 3
ミリタリーシューズで仕上げるシンプルコーディネート
シャツにデニムといえば、まさにシンプルコーディネート王道の組み合わせ。 ここでは濃紺のノンウォッシュデニムに対し、ミリタリールーツを持つ「ケンゴン Ⅱ R」の相性を考え、トップスには少しキャラクターのあるオフィサーシャツをチョイスしています。 シャツの袖をまくり、デニムのロールアップなどで少し動きを加えつつ、存在感のある「ケンゴン Ⅱ R」を合わせることでコーディネートがワンランクアップします。
Style 4
ミリタリーシューズはドレスダウンにも最適
リモートワークやクールビズといった時代背景から、昨今ではドレスとカジュアルの境目が、年々と無くなっていることもあり、ジャケットと合わせるようなトラウザーズを、あえてTシャツに合わせるなど、カジュアルトップス + トラウザーズのスタイルも増えてきています。 そういったコーディネートの足もとにも「ケンゴン Ⅱ R」は最適です。 ボリュームのあるミリタリーシューズを合わせる場合、トラウザーズの裾幅は広く、素材感があるものを選ぶと好相性になります。
また、合わせるシャツは、カジュアル要素の強いウェスタンシャツなどを合わせると、バランスよくコーディネートがまとまります。
Style 5
スポーツ由来のアウターとも好バランス
ゴルフにルーツがあるハリントンジャケットと「ケンゴン Ⅱ R」を合わせたミリタリー × スポーツのミックスコーディネート。 ハリントンジャケットもミリタリーシューズも古くからあるアイテムなので、合わせ方によってはクラシックな印象になりがちです。
そこで今回のように、コーディネート全体のトーンを明るくし、インナーにはカットソーを合わせることで程よい抜け感が生まれます。
Style 6
都会的に着こなすミリタリーコーディネート
バーガンディのミリタリーシューズとカーキのアノラックパーカーは色、デザインともに相性は抜群ですが、ミリタリー要素がどちらも強く、ただ着ただけではでは、野暮な印象になってしまいます。 この場合、ホワイトトデニムを合わせることで、素材のバランスを調整しつつ、白色の持つ都会的な印象がミリタリー要素をうまく和らげてくれます。
Style 7
王道コーディネートにニュアンスを
ネイビーブレザーにチノパンというのは王道コーディネートの一つですが、これに「ケンゴン Ⅱ R」をそのまま合わせてしまうと全体がやや重めの印象になる可能性があります。そこでブレザーをニットジャケットに変更し、タイには清涼感あるリネンのマドラス柄タイを合わせるといった引き算を行うことで全体のバランスを整えたコーディネートです。
「ケンゴン Ⅱ R」はワーク、スポーツ。ときにはドレスダウンまで幅広く活躍!
今回、「ケンゴン Ⅱ R」と合わせたアイテムは、ワークやスポーツに背景を持つものから、ドレスコーディネートに使われるものまで、実に幅広いラインアップとなりました。 色や素材、デザインのバランスを取ることで、様々なアイテムと好相性となります。
コーディネートの主役から、ときには脇役まで。 多くの可能性を秘めた「ケンゴン Ⅱ R」は、1足持っておいて損のないシューズと言えるのではないでしょうか。